【広告・PR】
作品内容
ひとたび傷ついた精神は、けして元には戻らない。
人間は心的外傷の瞬間に選択した生き残るための手段を、季節が幾度も巡った後でさえ、繰り返してしまう。
いつしかそれは異常となる。理解されることなく嘲笑を受けて、強制的に正した表面上の傷跡。
ではなぜ、まだ痛むのか。
誰よりも高い場所から見下ろす天使は知っている。
その理由を。その昏迷を。過ちを。
けれど天使は知らない。街にばらまかれた毒薬が、抗いがたい悲愴な願望に応える、か細い手立てであることを。
かくして、敵でないもの同士は、殺し合う道を選択した。
竜と騎士と姫君の宿命は、数千年前から既に準備されている。
概要
- プレイ時間 1章:3時間程度 2章:4時間程度 3章:6時間程度
- エンディング数 1章:11 2章:13 3章:13
- CG数 1章:16枚 2章:24枚 3章:24枚(背景や差分を除く)
- 全6章 2018年夏に4章頒布予定。
- WEBサイト:http://cw.bldk.org 攻略情報・フリーゲーム・ショートストーリー・イラストを掲載
※※ご注意※※
クラウンワークス虚実概論シリーズは1章以外単独で起動できません。
また、順番にプレイいただくことで次の章が解放されるシステムになっています。
例:1章トゥルーエンド後、2章の選択が可能に
ご注意ください。
登場キャラクター紹介
【主人公】久世正宗
学習性無力感の檻に閉じこめられた少年。
彼の自発的行動は打ち砕かれ続けた。
何かを実行に移せば必ず悪い結果に繋がってきた。
だから彼は傍観する。
何もしないことが最善だと信じて。
幼なじみの少女が危機に陥っても、そう在り続ける。
何も感じないわけではない。感情は行き場を無くして狂い、やがて思考は澄み渡る。
この歪みは、ある種の敵に対する武器になるのではないだろうか。
【御前(ごぜん)】と呼ばれる少女
万能の生徒会長であり、雪のように清浄で冷ややかな彼女は、久世正宗に対しとりわけ拒絶的だ。
幼い頃の親交は、七年間離れている間に消滅した。
何が彼女を変えたのか、それとも彼の方が変わってしまったのか。
理由はわからない。
唯一明らかなのは、彼女が白い躰の奥に秘密を閉じ込めていること。
そして、その秘密がいつか彼女を食い破るだろうということ。
真実の救いは、少女を追い詰めその意を挫いた先にある。
【至高の名】サイファー
神にも擬されるイデアの頂点に立つ、無謬無敵の存在。
それが七年前、ある地方都市に目をつけたとき、局所的
悲劇が空を覆った。
人はイデアの存在を知らない。
実験に供されるネズミのように、何が起きたか理解できないまま消尽されていった。
今再び惨禍は繰り返されようとしている。
けれど、【至高の名】はどこかおかしい。その躰に刻まれた欠陥を庇うように、金無垢の瞳に影が落ちる。
とはいえ張り巡らされた陰謀は、【至高の名】に相応しく、容易に正体を現さない。
謎解きには命以上の価値を捧げる覚悟が必要だ。
ネタバレ攻略情報
アークエンジェルの制圧にこちらの情報をお使いください。
この作品をプレイするには
「クラウンワークス虚実概論0章そして1章 記憶の物質化阻止によるTSD予防と治療のあり方――あるいはスフィンクス」
「クラウンワークス虚実概論:2章【自我同一性の喪失が重篤化した乖離性障害のトリガー ――あるいはヤヌス】」
とそのクリアセーブデータが必要となります。
(出典元:ClosedCircle)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。