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作品内容
忘却はあらゆる不安の特効薬である。
死が万人の恐怖なら、認知症は人に備わる最後の救い
なのだろう。しかし、忘れられたものは存在しなくなるわけではない。
舞台は都市部を離れ、閉鎖された田舎へ移る。
七年前、スフィンクス禍のために開催されなかった人馬祭。
主催者の死と共に喪われた祭祀を復活させることが、イデア
殲滅の鍵を握る。村は忘れられていて、だからこそ、情報は残
されていた。
ただ、廃忘と縁を持てば、自身も認知外の存在になる
危険性がある。村は秘密に近づくものに同質化を求めるから。
厳重に封印された扉の奥で、過去の秘密は傷口が開く
のを待っている。だが、それ自体も、それがかつて何であったか
長い間思い出せていない。
概要
- プレイ時間 10時間程度
- CG数 32枚(背景や差分を除く)
- 全6章 2019年冬に5章頒布予定。
- WEBサイト:http://cw.bldk.org 攻略情報・フリーゲーム・ショートストーリー・イラストを掲載
※※ご注意※※
クラウンワークス虚実概論シリーズは1章以外単独で起動できません。
また、順番にプレイいただくことで次の章が解放されるシステムになっています。
例:1章トゥルーエンド後、2章の選択が可能に
ご注意ください。
登場キャラクター紹介
【主人公】久世正宗
学習性無力感の檻に閉じこめられた少年。
彼の自発的行動は打ち砕かれ続けた。
何かを実行に移せば必ず悪い結果に繋がってきた。
だから彼は傍観する。
何もしないことが最善だと信じて。
幼なじみの少女が危機に陥っても、そう在り続ける。
何も感じないわけではない。感情は行き場を無くして狂い、やがて思考は澄み渡る。
この歪みは、ある種の敵に対する武器になるのではないだろうか。
【御前(ごぜん)】と呼ばれる少女
万能の生徒会長であり、雪のように清浄で冷ややかな彼女は、久世正宗に対しとりわけ拒絶的だ。
幼い頃の親交は、七年間離れている間に消滅した。
何が彼女を変えたのか、それとも彼の方が変わってしまったのか。
理由はわからない。
唯一明らかなのは、彼女が白い躰の奥に秘密を閉じ込めていること。
そして、その秘密がいつか彼女を食い破るだろうということ。
真実の救いは、少女を追い詰めその意を挫いた先にある。
【至高の名】サイファー
神にも擬されるイデアの頂点に立つ、無謬無敵の存在。
それが七年前、ある地方都市に目をつけたとき、局所的
悲劇が空を覆った。
人はイデアの存在を知らない。
実験に供されるネズミのように、何が起きたか理解できないまま消尽されていった。
今再び惨禍は繰り返されようとしている。
けれど、【至高の名】はどこかおかしい。その躰に刻まれた欠陥を庇うように、金無垢の瞳に影が落ちる。
とはいえ張り巡らされた陰謀は、【至高の名】に相応しく、容易に正体を現さない。
謎解きには命以上の価値を捧げる覚悟が必要だ。
ネタバレ攻略情報
こちらの情報を、ヒュドラの制圧にお役立てください。
この作品をプレイするには
「クラウンワークス虚実概論0章そして1章 記憶の物質化阻止によるTSD予防と治療のあり方――あるいはスフィンクス」
「クラウンワークス虚実概論:2章【自我同一性の喪失が重篤化した乖離性障害のトリガー ――あるいはヤヌス】」
「クラウンワークス虚実概論3章:恐怖条件付け成立後のセロトニン放出箇所の変化をもたらす機構――あるいはアークエンジェル」
とそのクリアセーブデータが必要となります。
(出典元:ClosedCircle)
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