第１回のゲストということで、たいへん光栄です！
よろしくお願いします。

はじめまして、音素11（おんそじゅーいち）と申します。ファンタジー系のキャラクターや背景画像を作っています。Daz Studioという3DソフトとPhotoshopがメインツールですが、最近Blenderも触っています。

数年前にグラボ入りのパソコンを買ったとき、試しにDazをインストールしてみたのがきっかけでCGを作成するようになりました。自分でちまちま作っているのも楽しいのですが、せっかく作るならクリエイターさんたちに使ってもらえるようなものにしたいと思い、ゲーム素材作りを始めました。その後特にelfspringfield（エルフ）さんという方が発表されている一連のゲームで、画像制作者として協力させていただいたのを契機に、RPG向けの背景画像に力を入れるようになりました。

独学です。個人ブログ・YouTube・Pixivなどで奇特な方が公開されている情報で学んでいます。

色々ありますが、小・中学生時代に延々とはまっていた『天誅忍凱旋』(アクワイア)と『ゼノギアス』（現スクウェア・エニックス）の2本の影響が最も大きいと思います。天誅はバグもゲームの楽しみの一つと教えてくれましたし、友人たちと”虎の巻”（ステージ自作機能）に熱中していました。ゼノギアスも絵作り（キャラが2D・背景が3D）や設定が本当に好きで、ゲームをしていないときはずっと公式設定資料集を読んでいました。音楽も2本とも最高で、未だにふと思い出すことがあります。

3Dツールを使用しているので、「どう2Dっぽさを出すか」ということを意識しています。特に背景の場合は、3Dツールでは遠近法などが完璧になり過ぎてしまうので、わざと手前のオブジェクトをあり得ない大きさにしたり、異なる設定でレンダリングした遠景と近景をPhotoshopで合成してみたり、地面の凹凸のハイライトをPhotoshopで後入れしたりなど、色々試しています。3Dなのか2Dなのか、何とも言えないもわっとした感じを楽しんでもらえたら嬉しいです。

どういうゲームのどういうシーンで使うか背景画像か・どういう性格や設定のキャラにあてるキャラクター画像か、ということをイメージしながら作成しています。用途を限定し過ぎるのも良くないとは思いますが、特定のクリエイターさんに「こういうのが欲しかった」と感じてもらえる画像を目指しています。
また地味なところでは、使用するモデルやアセットの著作権に注意しています。Dazを使用している理由には、Dazの専用アセットだと著作権が明確で管理しやすいという点もあります。

可能です。1ヶ月前くらいにDMなどでお知らせいただければ、比較的容易にスケジュールを確保できると思います。

最近はPNGに加え、PSDでの背景画像の販売を始めました。また現在はSRPG Studio向けのエネミー素材（キャラチップ・バトルモーション）を作成していますので、そちらもなるべく早く公開したいと考えています。

3D的リアルさと2D的表現の中間くらいを狙った、ファンタジー系素材を探している方はぜひチェックしてください。「こういう場面用にこういう背景・キャラ絵が欲しい」などリクエストいただければ、できる限り後の制作物として反映しますのでお気軽にお知らせください！